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＊人生に辛いことが起こる理由…
私たちの人生には、なぜこうも辛いこと、耐えられないことが起こるのでしょう。
それは、今までずっと我慢してきた過去の心の傷に気づかせ、その時の自分に寄り添い、感情の浄化を起こさせるためです。
そしてそれは「過去世」と深く関係しています。私たちは今世を生きる前までに、他の国、別の時代、性別などまったく違う人生を幾度か経験しています。
いわゆる「輪廻転生」と呼ばれるもので、その種類や回数はさまざまで、今辛いことが多い人ほど、過去世の回数も多く、過去世の人生も複雑だったり、悲しみや辛さが多かったりします。

そんな「過去世のリベンジ」が今回の人生かもしれません。
裏切りにあっていたり、大切な家族をなくしていたり、重い病気で苦しみながら亡くなっていったり…
そんな過去世の辛さを「今世では悦びに変えてみせる」「辛かった人生をやり直そう」というとても勇敢でやさしい魂を持っているのです。
もしも今あなたに辛い出来事が起こっているとしたら、それは過去世でかつて経験していたことかも知れません。
だから自分のせいで起こっていることは何一つなく、全て好転できるようになっています。ですから怖れずに受け止めてみましょう。
勇気を持ってその感情や出来事に向き合っていれば、必ず好転していきます。
それどころか、長い間つらい闇をさまよっていた過去世は、浄化され、今度はあなたの人生を押し上げる力強いエネルギーとなってくれます。

＊ネガティブな感情は心の調節弁
実は感情にも意識があります。
特に「悲しい気持ち」「つらい気持ち」は泣いていますから、なぐさめてあげたら安心します。
怒りの感情には「ホントムカつくよね！」と共感してあげたら納得するのです。
ネガティブな感情をもつことを大人気ないと感じる人もいるかも知れません。
しかし、そのことに罪悪感を抱く必要は全くないのです。
なぜなら私たちはそうやって良いものと悪いものを同時に持つことでバランスをとっているからです。

ですから、疲れているとき、不安なときにあらわれるネガティブな感情は、あなたの心の調節弁で、気持ちの安定に欠かせない感情です。
ネガティブな感情はあって当たりまえ。ネガティブが悪いものなのではなく、負の感情が溜まっていることが、自浄力を鈍らせてしまい良くないというだけなのです。
ネガティブな出来事は、過去の幼いみなさんが感じた悲しみを教えるために起こりますから、それに向き合うことは幼い自分を抱きしめてあげる大事なアクション。
ネガティブな感情がわいてしまったら、フタをせずに大変だったと自分を認め、とことん共感してあげましょう。
こうして良いものも悪いものも区別することなく、全ての存在価値を認めることができるようになると、あなたは本来の自分らしさを発揮することができるようになるのです。
日下由紀恵「自浄力のすすめ〜心のガラクタの片付け方〜」永岡書店.2022.

＊ネガティブな体験が教えてくれること

バシャール*は教えています。
なぜそうすべきかわからなくても
人生で起きる全ての状況にポジティブな意味を与えるとき
シンクロニシティが起きはじめます

全ての状況、全ての事柄は本当は中立です。なかは空っぽです。
それがあなたの目にどんなふうに映るとしても本来の意味とは関係ありません。
あなた自身が与えた意味が「あなたにとっての意味」となります。
ポジティブな意味を与えれば、ポジティブな結果が出ます。
ネガティブな意味を与えれば、ネガティブな結果が出ます。
とても簡単な物理学、とても簡単な仕組みです。
ですからある状況になったとき「それにどういう意味を与えたいのか」を自分自身で決断してください。

たとえば、大切なミーティングに行くための電車の到着が遅れて行けなかったとします。
しかし、そこにあるのは電車が行ってしまったという「中立的な状況」だけです。この事実以外に何の意味もありません。
ここで、もしあなたがこの状況にネガティブな意味を与えれば、あなたはイライラして怒り始めるでしょう。
「なんてこった！チクショー！ついてないな！」
でもそう言うのをやめて新しい考えを選択することもできるのです。
「私は自分がポジティブなものを作り出せる存在だ」と。
「これはポジティブな意味、目的のために起きている」という考えを選択することもできます。
すると次の電車が来て、あなたはその電車に乗って驚きます。隣にもう10年も会っていない友達が乗っていたのです。
そしてあなたは、大切なミーティングに行くより、その友達の方が自分に必要なことをたくさん与えてくれることを知ります。
そしてあなたは気づきます。「こういうことだったのだ！」
最初のように怒っていると、結局その友達に気付かないですれ違ってしまうでしょう。
あなたは、こんなふうに言うかもしれません。「バシャール、そんなのはたわごとだよ、それじゃぁ、まるでおとぎ話の世界じゃない！」
でも私は言いたいのです。「これこそが、世界のあり方なのだ！」と。生き方は自分で選択し創造することができると。

＊ポジティブなふりはしない
それは、否定的なものを見ているときに、ポジティブなふりをしろというのではありません。自分をだます、ということではないのです。
自分に正直でいいのです。皆さんがいくら頭の中で「これはポジティブなことなんだ！」と自分に言い聞かせようとしても、足がふるえていたらそれは一生懸命ポジティブに見せようとしているだけだということを自分ではよく分かっています。
自分を懸命に守らなければいけないと感じているときは、逆に否定的なものを信じ、そちらの方がパワーを持っていると信じているときです。でもそれは単なる執着なのです。

＊どんな状況からも、そこに肯定的な意味を引き出す
物事を否定的に感じるのは、実は今まで「こういうことが起きたらそれは悪いことだ」「こんなことが起きたら、それはみんな悪いことだと知っている」と教えられてきたからです。
かわりに「これは単なる状況で、まだ何の意味も持たないのだ」と考えることもできるのです。

すべての状況は、いい意味にも、悪い意味にも捉えることができる
自分がその中から、ポジティブなものを引き出す姿勢を持てばそこからポジティブな結果を生み出すことができる
どんな選択もあなた次第なのです。

また、好ましくない状況に、好ましくない感情が生まれ、好ましくない行動をとってしまったとします。これは一見ネガティブです。
しかし、たとえ与えた意味が好ましくない感情や行動につながってしまったとしても「その同じ出来事に別の意味を与えることで、さらに別の感情を生み出すこともできる」のです。
そう気づくチャンスにできれば、これもまたポジティブな行為になり得ます。
どんな選択もあなた次第なのです。

*バシャール　米国のダリル・アンカを通してチャネリング(特別な意識状態になり自分以外の存在から情報を得て伝えること)される宇宙的存在。バシャールという言葉には指揮官、存在、メッセンジャーという意味がある。
本田健訳「人生に奇跡を起こすバシャール名言集」(VOICE新書.2012.)

＜インチョーより＞
時代は、眠りの時代から覚醒の時代へ
争いの時代から調和の世界へ
物質主義の時代からスピリチュアルな時代へ
競争の時代から協力の時代へ
画一的な時代から個性の時代へ
父性の時代から母性の時代へ
モノトーンな時代からカラフルな時代へ
重さから軽さの時代へ
急速に移り変わっています。

医療も、薬依存の時代からセルフケアの時代へ
上位下達の時代からサポートの時代へ
従属型ではなく共感の時代へ
新しく生まれ変わっていかなければなりません。
沢山のみなさまに「信頼される良質な医療」を提供できますようさらに学び、診療、発信もして参ります。