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2017年10月16日
シニア世代の事故防止ガイド(1)
シニア世代の事故防止ガイド(1)

シニア世代では、病気を心配して病院を訪れる方も多いのですが、
健康で元気に過ごすためには、転倒・怪我・事故などにも注意が必要です。

東京都が行なった、シニア世代のヒヤリ・ハットの危険を感じたインターネット調査からです。
具体事例が満載で、参考になると思います。
ちょっとしたことを頭に入れておくだけでも、健康寿命を伸ばせること請け合いです。
シニア世代の方に、いつまでも、自分で自由に動けますよう願いを込めて、シェア(紹介)させて頂きます。


<居間では…転倒に注意!>
実際に、こんな例がありました。
・トイレに行って戻ってきたとき、布団にひっかかって転んだ80歳(^:^;)
・電気カーペットのコードの部分に足を引っ掛けて転倒した80歳(^へ^;;
・フローリングの上に敷いたカーペットの端がめくれていて、それに足を引っ掛けて転び、膝をひねった90歳(^〜^;;
・畳とフローリングの間に3cm程度の段差があり、つまずいてテントー!70歳 (^^;;
・こたつ布団に足を取られテントー、こたつの天板のカドにわき腹をぶつけ肋骨にヒビが入った(80歳代)

<対策は…>
床に物を置かないようにした(^.^)
床でつまずかないよう、部分的な敷物を敷かない(^.^)
玄関マットや敷物の下には、滑り止め防止シートを敷いた(^.^)
ドア枠の段差をスロープ化した(^.^)
靴下は滑るので履かない(^.^)
電源コードを歩く範囲に這わせない(^.^)


<玄関・階段・庭でも転倒に注意!>
階段の最後の一段を踏み外してテントー(^^;)
階段を降りていてスリッパがスベった(-。-;
玄関から家に入るとき、靴が脱げきらず、前のめりになり、床に顔をぶつけた(~_~;)

<対策は…>
スリッパをやめて、かかとのある部屋履きに取り替えた(^.^)
本人以外もみんなでスリッパを履かないようにした(^.^)
必要そうなものは1階にもってきた(^.^)
階段や廊下の段差が見えやすいように、蛍光テープを貼った。
玄関に椅子をおき、一旦座って靴を履いてから外に出るようにした(^.^)

<シニア世代の身の回りには、様々な危険が潜んでいます!>
みなさん痛い目を見ると気をつけるようになるものですね。
“転ばぬ先の杖”
“人のふり見て我がふり直せ”
などのことわざが日本にはたくさんあります。
また当院では、テントー防止のために“ちょこっと筋トレ”をお勧めしています。

参考文献:
東京都「高齢者の家庭内事故防止見守りガイド」(ヒヤリ・ハットレポートNo.14)
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/09/14/documents/27_02.pdf