〒321-0104 栃木県宇都宮市台新田1-2-25 TEL:028-658-6111 0120-4430-92(よしざわ9リ2ック)
オンライン資格確認を導入しています。 感染対策として栃木県がんセンターとの連携のもと院内トリアージを実施しています。 皆様のご理解とご協力をお願い致します。 ・栃木県立がんセンター乳腺外科 ・独協医大乳腺センター ・自治医大・乳腺科 との乳がん地域連携を実施しております。
こちらが、病気に対する姿勢を教えて頂くこともしばしばです。
ご本人の了承を得て掲載致します。
乳がんの闘病中の方からです。
闘病中の方の参考になりますれば幸いです。
御手紙拝見しました。
(がん研究会有明病院乳腺センター長・大野真司先生の対談「阿木耀子の艶もたけなわ」サンデー毎日4月2日号)の
対談の内容に思わず「そうそう、うんうん」とひとりうなずきながら一気に読ませて頂きました。
2年前乳がんと聞いたとき、奈落の底に落とされ、まさにこの世の終わり!と嘆き悲しんだ日々。
今でもよく覚えています。
対談の大野先生のおっしゃる通り「病気に主眼を置くと見えるものも見えなくなる」
私も最初は奈落の底で、もがき苦しんでいるばかりで、上から垂れている蜘蛛の糸さえ見えていませんでした。
でも本当に少しずつ上を向けるようになり…そしたら、あっちからもこっちからも沢山の色んな糸が私に垂れ下がって…上へ引き上げてくれました。
**先生とは2年間主治医として「お任せメニュー」状態でお世話になってます。
怖がり、泣き虫・・・の扱いにくいオバさん患者ですが、私の性格を理解した上で出来るだけ負担のない検査や治療を進めてくださっていることに感謝です。(ゴールは、聞かないことにしています(笑)。
メンタル面では、**先生に温かいまさに「励ましドクター」をして頂き私は、ガンに感謝!!
今、100歳の精神科医がみつけた「こころの匙加減」という本を読んでます。
「100歳生きてきて思うのは、匙加減の大切さ。生きていくということは、この匙加減を見極めていく営みにほかなりません」
「頑張り過ぎず、自分を甘やかし過ぎず。
我慢しすぎず、他人を頼りにしすぎず。この匙加減を見極める眼力こそ、大人の必須の力です」
と書いてありました。
まだまだ、私は大人になりきれていない若輩者ですね…(目指せ!100歳 笑)
対談の中にもありましたが、がんになったことは不運ですが不幸ではない!
その人のとらえ方・考え方で「がん」は、その後の人生を変える転機にもなり得ます。
私も同感です!
本当にがんから、沢山のことを学びました。
小林麻央さんが、進行性乳がんで私以上の長い闘病生活しています。彼女の生きたい!生きねば!という気合いに私自身を重ねてしまいます。
私なんかより若くてキレイで理知的な彼女こそ、本当に乳がんに負けずに闘ってほしいです。
今日は、今年度最後のヨガで短めのヨガをやってから先生たちとお茶タイムでした。
毎回キレイにお化粧してくる最高齢88歳のおばあちゃん!
プール以外は、いろんなことに挑戦してる毎日だそうです。
でも、とても素敵なパワーを頂きました!
こんなお仲間とも知り合えたのも病気のおかげ。
おっぱいクラブの仲間、臨床心理士さん、沢山の本や人の優しさ…
本当にこの2年間でい〜っぱいの出会い、触れ合いがありすべてに日々感謝です。
当たり前のことが、本当はとても有り難いことなのですね。
これからも私の「励ましドクター」としてご指導宜しくお願いします。
掲載にあたり、
「私のような弱虫な患者でも誰かのお役にたてるのは、とても嬉しく有難いです」(昨夜もちょっとだけ辛くなりお布団の中で涙活しちゃいました。)
先生のクリニックにいらっしゃる患者様のお気持ちに少しでも救いの手が差し伸べられるのであれば喜んで…
とご承諾頂きました。
2年前、泣き崩れる私の握り拳に優しく手を添えて力強くギュッと握り締め「大丈夫だから!」
とおっしゃってくださった**先生の手の温かさを今でも忘れません。
どんな時でもスキンシップ、手当て…は患者の心の薬ですね。
今度、**先生にもギュってしてもらおうかなぁ〜(笑)
今日もお仕事行けました。自分に万歳!
次の目標は、来月の結納、その次は7月のさだまさしコンサートへ行くこと!
そして、大イベントは、9月の娘の結婚式で脱ウイックで素敵なママで出ること!
私にもっと文才とお金があったらこのガン闘病記の本でも書いてみたいですねぇ〜(@^^)/~~~
「(@^^)子の泣いて笑って闘病記」なーんて(笑)
70歳くらいまで生きられたら本気で考えてみようかな・・・(^_-)
簡単にお返事するつもりがくだらない事を書き綴ってしまいすみません。
宜しくお願いします。
と綴られていました。
このお手紙には「感謝」という言葉が3回も、「有り難い」という言の葉が2回も書き綴られていました。他に「学び」「頂く」「人生を変える転機」というkey wordも綴られています。
「蜘蛛の糸」の話には、
自分が自分だけをみていると気がつかないだけで、
実は沢山の人や治療法の救いの手が差し伸べられている…
まさに「言い得て妙!」
このお話は、私の心に深〜く残りました。
この方からは以前、「感謝」の大切さについて、
「ありがとう」の反対は「あたりまえ」
との言葉を、同じ乳がんで闘病中の北斗晶さんのblogを通して教えて頂きました。
是非治して、
「(@^^)子の泣いて笑って闘病記」
読んでみたいと思いました。
きっときっと素敵な本になると思います。
その日まで、(@^^)子さん顔晴りましょうネーッ!(^o^)