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Q. 子どもが、友だちのことや、勉強のことや、人生のことで、悩んでいるときに、どうやって、声をかけ、勇気づけたらいいのでしょうか。
あまり干渉しない方がいいのかどうか、悩んでしまいます。アドバイスをいただけたら幸いです。
A. 自分は、愛されているんだと、子供もがわかるような、答えを出してあげる。
子どもが悩んでいたら「どんなことで悩んでいるんだい?」とか「お母さん、絶対あなたの味方だよ」って。
自分は、お母さんとか、お父さんが絶対、味方してくれるんだって。
悩みのない子どもはいないんです。
人生って、生きていけば必ず悩みにぶつかるんです。
そのときに、あなたの味方なんだっていうことが、はっきり分かるような…
あなたの味方なんだっていうことが、子どもに分かるようにしてあげて欲しいんです。
それで、よく勘違いしている人がいるんだけど、子どもと一緒になりきっちゃう人がいるんです。
親なんだから、親らしくして欲しいんですけど、子どもと一緒になっちゃって…
子どもがちょっと成績がいい親の場合ね、いつも100点を取ってるのが、90点になるとすごいがっかりした顔をするんです。
「ああ…残念だったねぇ」とかって言うんです。
それがものすごく子どもを傷つけるんです。
それよりも、
「何点だっていいよ。お母さんあんたのこと大好きだから!」とか言ってあげてください。
子どもが「お母さん、俺さ、今回の点数悪かったんだよ」と言ったときに、
「大丈夫だよ。私、あんたのこと大好きだから。点数はね、何点だって、あんたのこと大好きだよ!」って。
野球で「レギュラー落っこちちゃったんだ」とかって言うと、
お父さんが「なんだお前…もうちょっとだったな」とか、それが愛だと思ってるけど、それじゃ、子どもと同じ(視点)だよ。
子どもは、自分でもがっかりしているのに、親にまでがっかりされたら、ものすごくツライんだよ。
親だから、親らしくして欲しい。
「レギュラーなんか、なろうがなれまいが、オレにとって、お前は最高のスターなんだよ!
そんなこと気にすることないよ。お父さんは、お前の味方だよ!」って、そう言って欲しいんです。
もっとひどいのになってくると、子どもに勉強させたくってしょうがなくなって、
子供がいじめられているのに、勉強塾に行かせて「勉強で見返してあげましょうね」とかって。
勉強なんかで見返したら、余計、殴られるよ。
毎日、殴られているのに学校行くのって、大変なんだよ。
「お母さん、付いてってあげるよ」とか「じゃあお前、空手でも習いに行って少林寺拳法でもやんな」とか、
本当に、この子のためを思ってるんだって、子供がわかるようにしてあげてください。
それから、そういう親だったら、
「いや、オレもさ、子どものころ、お前ぐらいの時にさ、時代は違うから悩みは違うけどさ、いろんなことで悩んだよ。
だけどさ、今になったらそんなこと、忘れちゃってるくらいだから…人生の登竜門だからな。
ただ、お父さん、お母さん、本当にお前のためだったらなんでもするし、いつも味方だから、遠慮なく言ってくれよな」って。
子どもが見てて「自分が愛されているんだ」っていうね、答えを出してください。
「愛されているんだ」って答えが出れば、もうそれだけで十分です。