よしざわクリニック|乳腺科 内科 外科 消化器科 肛門科 整形外科|胃がん検診 大腸がん検診 乳がん検診|栃木県 宇都宮市

よしざわクリニック

〒321-0104 栃木県宇都宮市台新田1-2-25
TEL:028-658-6111
0120-4430-92(よしざわ9リ2ック)

お知らせ
RSS
2015年10月1日
ハチ刺されに注意を!
ハチ刺されに注意を!
今回は、ときどき来院されるハチ刺されの対処法についてお話しします。
参考にしていただけましたら幸いです。


夏の8月をピークに今の秋頃まで、ハチに刺されやすい時期です。
これは、夏から秋にかけて働き蜂が増え、巣を拡大しながら、
幼虫のエサを運び、かつ巣を守るためだそうです(森林総合研究部・北海道支所長 牧野俊一先生)。
特に、アシナガバチとススメバチは攻撃性があり要注意。
50cm以上の大きい巣のハチは攻撃性も高く、危険だという。
ハチがカチカチカチと音を立てたり、周辺を飛び回ったりしているときは、ハチの警告ですので、離れてください。
その際は、素早い動きをせず、後ずさりするように離れることが、重要だそうです。
茂みなので巣を知らずに揺らしたり踏んだりしてしまったときは、一目散に遠くに逃げて、と牧野先生は言います。
なぜなら、追いかけてくるのはせいぜい80メートル程度だからだそうです。


2013年にハチに刺されて不幸にも亡くなった方は、24人だそうです(刺される人は年間数万人と推定)。
亡くなる原因は、ハチ刺されにより急速に呼吸困難や血圧低下、
意識障害などをの重い症状をきたす「アナフィラキシーショック」というものです。
一度ハチに刺されると、人の体内にハチ毒に対する抗体ができ、
それが2度目に刺されたときに、過剰なアレルギー反応が出ることにより発症します。
アナフィラキシーショックになる前に、「エピペン」という注射薬を打つのが効果的です。


当院で処方(エピペン処方医)できますので、ご相談ください。



養蜂業、イチゴ農家、林業、農業など、ハチと接しやすい職業で一度刺された経験がある方は、エピペンを持参しておくことをお勧めします。
エピペンを持っていないで、ハチに刺された場合は、安全な場所に移動して座り、30分以上安静にすること。
1時間以上経てば危険は少なくなるそうです。
ハチ毒の抗体は、通常、刺されてから1〜2週間で作られる。そこをピークとして徐々に弱まるが、数十年も持続することがあります。


一度刺されて心配な方は、当院で、血液検査で抗体を調べることもできますので、ご相談ください。




参考資料:Sep/19th./2015 朝日新聞 元気の秘訣(石塚広志記者)など
いつもご来院ありがとうございます。


ちなみに、天空の蜂(劇場版)面白かったですよ〜。オススメですッ!